和歌山城で甲冑居合しよら。

私が稽古している竹明流抜刀術は、介者剣法と呼ばれる甲冑を装着した状態を想定した抜刀術である。

ある日、「甲冑が無料で試着できる」というネットの情報を見て、ピンときた。
それ以来、いつかやってやろうと思っていたのだが、今回ついに実現した。

甲冑が試着できるのは、和歌山城内にある「和歌山市観光協会」のブース。


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念の為に事前に確認の電話を入れたところ、休日は混むこともあるが、順番待ちをしなくてはならない程ではないということだった。

帯と刀を持って、いざ和歌山城へ。

ブースにはアルミ製のかなり本格的なレプリカの甲冑がふたつと、簡単に脱着できる子どもや小柄な女性用の簡易なものが飾ってあったが、もちろん、本格派のレプリカ甲冑を選択した。

やたら元気の良いお姉さんがいて、親切に対応してくれ、甲冑を着せてくれた。
さらに、自前の刀を差して業を抜いてみたいと希望したところ、近場であればご自由にということだったので、お姉さんとカメラ担当(彼女)を引き連れ、ガッチャガッチャと甲冑の音を鳴らしながら「紅葉渓庭園」内へ侵入。

レプリカの甲冑なので、約10kg(本物の3分の1くらい)だそうだが、緊張していたせいなのか、別段重く感じることはなかった。

一般人の「何あの人・・・」という視線にも屈せぬ、我が勇姿を見るが良い。

革靴なのが失敗だ。
草鞋を用意して行くべきだった。

そして、いよいよ業を抜く。

篭手を装着した状態での納刀は、想像以上に難しいのだ!
また、レプリカであるためか、紐しっかり結んでいたのにも関わらず、兜がずれて非常に動き難い。
抜き付けで必ずずれるため、二太刀目の時にはほとんど前が見えていないのだ。

2本目を抜いたところで、幼稚園児くらいの男の子が勇敢にも一緒に写真を撮って欲しいと言って来たので、一緒に撮った。
これを機に、将来は武道の道に進んでもらいたい。
決してコスプレイヤーの道には進まぬように。

一通り撮り終えたのだが、城をバックに抜いてみたらどうかという新たなアイディアを、お姉さん自ら提案してきてくれた。
ということで、観光バス専用駐車場の横の広場に移動。

竹明流抜刀術の中でも最も基本的な、真力と呼ばれる業を五本抜く。

機材がコンデジだったということもあるが、今回の件では、私の彼女にカメラ係を頼むのは無謀ということが解った。

お姉さんに連れられ、帰還する武者。

次回は今回の反省点を踏まえ、良い感じで全部の業をコンプするのが目標だ。

え、また行くのかって?

もちろんさ (キラーン